JV-Linkは32Bit環境でしか使えない。

PC-KeibaのDBを利用させて頂いているので、こっちでDBに登録して、自分のプログラムではJV-Linkに触らないというのであれば問題ない。「つかわねーから」で終了。
だが、速報系オッズを頻繁に取りたくなるとPC-Keibaはパフォーマンスがよろしくなく、自分でJV-Linkを組み込んで実装しなければならない。

では自分のプログラムはどうビルドされているのかというと、大量のメモリを生かすためにx64でビルドされている。
x86では32bitの壁があり、メモリが足りない。
毎回DBに取りに行ったり、キャッシュを生かしたりと工夫すれば動かせなくもないが、64bitで一気にキャッシュして、後は高速に処理していくのが理想。

なので、JV-Linkを使う場合は以下のようにプロジェクトを分ける必要がある。
WS000200
基本的なデータクラスやロジックは「モジュール用プロジェクト」の中に実装し、このdllを二つのexeからアクセスする。
これで32bitと64bitが共存できる。
ソリューションを二つに分けるとメンテナンスがめんどくさい。

「解析用プロジェクト」と「JRA-VAN用プロジェクト」はプロジェクトを右クリックして「スタートアッププロジェクトに設定」して切り替える。
解析用プロジェクトは月~金に色々模索するためのもの。
JRA-VAN用プロジェクトは解析用プロジェクトで見つけた買い目を使い、土日に本番の買い目を出すのに利用する。(このブログに出している買い目は当日のオッズを使わないで出しているものなので、解析用プロジェクトの方から出力している)